過払い金が戻てくるまでの過払い金請求の手続きの流れ

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過払い金が戻てくるまでの過払い金請求の手続きの流れ

これから過払い金請求をする方は、手続きはどのような流れなのかが気になると思います。過払い金請求の手続きは、個人でやるか弁護士や司法書士などの専門家に依頼するかで、取り戻せる過払い金の金額や返還日などが変わります。

個人でやる場合、以下の手続きをすべて自分でおこなわなければならず、多大な時間と手間がかかってしまいます。また、過払い金も本来、取り戻せるはずの金額よりも安い金額になってしまうケースがほとんどです。しかし、専門家に依頼すれば、以下の手続きを代理でおこなってもらえますので、依頼者は過払い金が返還されるまで待っているだけです。それでは、過払い金請求の大まかな流れを見ていきましょう。

1.過払い金請求をする貸金業者へ取引履歴の開示請求

取引履歴は過払い金がいくら発生しているか調べるために使用しますので、過払い金請求をするうえで必ず必要になります。貸金業者によっては、個人で請求した場合、対応を後回しにされるなど開示するまでに時間がかかってしまうことがありますのでご注意ください。

2.過払い金の発生額を調べるための引き直し計算

取引履歴を取得したら、次に過払い金の発生額を調べます。個人で計算する場合は、無料で使用できる過払い金の引き直し計算ソフトなどを利用しましょう。入力ミスをしてしまうと正確な金額を出すことができないので気を付けて入力しましょう。

3.貸金業者と過払い金の交渉

引き直し計算で過払い金の発生額がわかったら、貸金業者に「過払い金返還請求書」を送ります。貸金業者から連絡がきたら、過払い金の返還額や返還される日を交渉して決めます。交渉は、貸金業者によって対応が異なりますので、取り戻せる金額や期間が変わってきます。特に個人でやる場合は、専門家に依頼した場合より少ない金額になってしまうケースがほとんどです。

話し合いで決まらなければ、裁判をしなければなりません。個人でやる場合は、裁判所への手続きや必要書類の作成などすべて自分でおこなわなければなりません。実際に裁判が始まったら裁判所へ行くのも自分です。しかし、専門家に依頼した場合はすべて代理でしてもらえますので、時間や手間をかけたくない方は専門家に依頼しましょう。

4.過払い金の返還 手続き終了

交渉または裁判で、貸金業者との話し合いがまとまったら過払い金が返還されます。返還額や返還までの期間は貸金業者によって異なります。専門家に依頼している場合は、貸金業者から専門家に入金がされ、費用を引いた金額が依頼者に返還されます。

上記のように過払い金請求は多大な時間と手間がかかるので、個人でやるよりも専門家に依頼することをおすすめします。